毎年、寒~い冬になると、モフモフの手触りで、温もりを感じたくなりますよね。
とは言え。
うさぎが大好き!な皆様におかれましては、「毛皮(リアルファー)」を冬のファッションアイテムに取り入れる・・・
なんてことは、決してされていないことと思います。
現代の冬のファッションに、毛皮(リアルファー)は不要です。
しかしながら、自覚なく手にし、身に着けていらっしゃるうさ飼いさん達も少なくないのではないでしょうか?
ということで。
毛皮(リアルファー)が不要な理由と、うさ飼いさんのあなたにできることについて、うさぎ大好き目線で解説!いたしましょうね~
毛皮とは
毛皮(けがわ、英: fur)とは、体毛がついたままの獣皮のこと。
動物の毛皮を用いないフェイクファーなどの呼び方との対比で、本物の動物の毛皮のものをリアルファーとも言う。
現代では、基本的には毛皮は皮の部分をなめして使う。古来、防寒具やファッションなどに利用されてきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E7%9A%AE#cite_note-b-1
一般に人間が衣類などに利用する上では、断熱性を求める場合には加工し易い体毛を持つ哺乳類が用いられる。
なお哺乳類でも水辺などに生息する動物や、細かく柔らかい毛並みを持つ動物のほうが好まれる傾向もあり、過去にはそれら毛皮目あての乱獲などにより絶滅に瀕した動物もいる。
Wikipedia様より引用させていただきましたm(__)m
寒さから身を守る術がなかった古代の人々は、防寒対策として、毛皮(リアルファー)を身にまとい、生活をしていました。
そうでないと、生命に関わりますので、やむを得ないことです。
しかし、寒さから身を守る術がある現代の私達は、防寒対策、ましてや、おしゃれの一部としてファッションとして、毛皮(リアルファー)を身にまとい生活をする必要は、ないのです。
毛皮を作る工程
とても生々しいので、詳細は記しません。
しかし、現実を知ることは、未来を変えることに繋がります。
ですので、うさ飼いさんに知っておいて欲しいことだけを、シンプルに記します。
うさぎさんを毛皮にする時の方法は、例えるなら、それは・・・
お魚をおろす時と似ています。
数年前、某国の毛皮作成工程の動画を、目をそらさず、声をあげて号泣し、嗚咽しながらでも、視聴しました。
事実を知らずに、うわべだけの知識で、真実は語れないからです。
そのおかげで、それまで以上に、意識が変わりました。
毛皮(リアルファー)をまとう必要は、ない。
という意識が更に強くなりました。
毛皮がなくても私たちは生きられる
「お魚をおろす時と似ています。」
と書きましたが、
「じゃあお魚を食べるために、お魚を捌くのは許されるのか?」
というご意見もあるかもしれません。
もちろんお魚だって、尊い命です。
お魚だけでなく、お肉、野菜、食べ物は全て、大切な命の犠牲のもとの、戴き物です。
食べ物は、生命維持に必要ですが、毛皮は、生命維持に不要です。
毛皮がなくても、私達は生きられる。
しかし、毛皮になる子たちは、毛皮がないと生きられません。
けとかわ
日向あいさんが作製された
「けとかわ」
という絵本があります。
イラストがポップでかわいらしく、とても分かりやすいので、毛皮についての入門編として、抵抗なく気軽に読むことができるかと思います。
とは言え。
わたくし・ちゅらは、その昔、うさぎさんの保護活動団体主催のイベントにて、こちらの絵本がパネルとして展示されていた際に拝読いたしました。
その際は、会場で号泣でした・・・
でもそのおかげで、こうして10年経っても、いまだに継続して、「毛皮(リアルファー)はいらない!」という想いを発信する原動力になっています。
まずはぜひ入門編として、多くの方に読んでいただき、考えてみて欲しいです。
ボク達は
みんなのお洋服や
アクセサリーになるために
生まれてきたんじゃないよ~
ふわっふわ、もっふもふの手触りは
確かに気持ちいいし、温かいよね!
でもそのぬくもりは
ハグハグして、
幸せを感じるためのもの。
決して命を犠牲にするためのものではないよね!
毛皮製品を選ばないという選択
「知っている」のと「知らない」とでは、選択・生き方が変わります。
私自身もその昔は、知らず知らずに悪気なく、毛皮製品を購入してしまったこともあります。
だって、モフモフの手触りが気持ちいいから。
悪気なく純粋に買い求めていました。
だからこそ、現在は、毛皮(リアルファー)はもちろん、革製品、羽毛製品は、一切購入しませんし、二度と身に着けることはありません。
こちらのサイトでは、毛皮(リアルファー)をなくすために私達ができることを詳しく紹介しています。
大好きなうさぎさん達の為に知ることで、選択・生き方が変わります。
ボク達だけでなく
ミンクちゃんや、キツネさん、タヌキくん・・・
たっくさんの動物たちが
毛皮にされるために命を奪われてるんだよ!
ボク達はカラダが小さいから
いろいろな所に万能に使われちゃうんだよ・・・
こんなにかわいい子たちを
そんな怖い目に辛い目になんて
絶対合わせたくない!!
みんなの命を
頑張って守るからね!!
毛皮を持っているあなたができること
もし毛皮(リアルファー)を持っているとしたら。
そのあなたができること。それは、
今、毛皮(リアルファー)がお手元にあるとして、真実を知ったとしたら。
もしかしたら、罪悪感に苛まれるかもしれません。
知らなかったのだから、仕方ないことなのです。悪気ないことなのです。
だからこそ、ご自身を責めずに、犠牲になった命に想いを馳せ、最後まで大切にしてあげてください。
そしてこれからは、毛皮(リアルファー)を選ばないという選択をしてください。
その選択が、犠牲になる命を減らす未来に繋がります。
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。