「ペットロス」と「ペットロス症候群」は、異なります。
そこで今回は、ペットロスカウンセラーでもあり、人向けカウンセラー歴約20年!
そして、自分自身もペットロスと向き合い中!のちゅらが、「ペットロス」と「ペットロス症候群」の違いについて、うさぎ大好き目線で解説!いたしましょうね~♪
ペットロスと向き合うあなたが、少しでも安らぎ、癒されますように・・・
ペットロスとペットロス症候群の違い
「ペットロス」と「ペットロス症候群」の違いは、実は明確です。
食事 | 睡眠 | 会話 | 外出 | |
ペットロス | △ | △ | △ | △ |
ペットロス症候群 | × | × | × | × |
「ペットロス」とは、飼っていたペットを何らかの事情により失い、失った現実を悲しみ嘆き、時には自責の念が伴い、落ち込んだ状態・状況のこと。
そして、「ペットロス症候群」とは、ペットロス以上重度に、深刻に、進行した状態・状況のことです。
共通しているのが、
「我が子を失ったことでの、ただならぬ喪失感」に陥り、嘆き、悲しみ、悔やむ、「悲嘆と後悔の体験」です。
ペットと過ごしたことがある人は、大なり小なり、短くも長くも、ペットロスを体験することでしょう。
だからもし今、ペットロスやペットロス症候群に陥っているとしたら、それは当然のこと。
ふいに涙がこみあげてきても、決しておかしいことではありません。
しかしながら、下記のような症状がひどく、生活に支障がある「ペットロス症候群」の場合は、専門の医療機関での受診をお勧めいたします。
食べられない(摂食障害)
寝られない(睡眠障害)
人と話したり、外出ができない(社会不安障害)
倦怠感が抜けず、身体に痛みがある(自律神経失調症)
等々
何故ペットロスやペットロス症候群に陥るのか
何故、「ペットロス」や「ペットロス症候群」に陥るのでしょうか?
心理学上、様々な理由があります。
別記事で改めてひとつずつ詳しく解説していきます。
大きな理由のひとつは、ペットとの間に「愛着」が形成されるから。
愛着(あいちゃく、あいじゃく)は慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事を言う。
Wikipedia様より引用させていただきましたm(__)m
心理学における愛着(attachment)とは、他人や動物などに対して築く特別の情緒的な結びつき、とくに幼児期までの子どもと育児する側との間に形成される母子関係を中心とした情緒的な結びつきという意味でも使われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%9D%80
一般的に「愛着」とは、「母と子の間に結びつく感情」ですが、ペットとの結びつきって・・・
まさに親子のような間柄ですよね!
離れがたくて当然なのです。
ちなみに愛着がわくのは、ペットだけではありません。
例えば、長年住んでいた家、乗りこなしていた車。
使っていた家具や家電、洋服、カバン、靴、時計・・・
日々を共に過ごしたものにも、愛着がわきます。
あなたにも、心当たりがありませんか?
つまり「愛着」とは、誰にとっても日常的にもたらされる感情であり、大なり小なり、経験していること。
そのため、ペットへの愛着が強ければ強いほど、愛着対象だった存在を失った時、喪失感は強く大きくなるのです。
私もペットロス向き合い中
私自身は、2008年にお迎えした子を2019年に看取りました。
今までの私は、身近な近親者でさえ、看取ったことや、闘病の末に亡くなった、、、といった経験が一度もありませんでした。
そんな私が、我が子の闘病は、数知れず(また改めて書きます)。
生きてくれているだけで幸せ
命が繋がったことが奇跡
という日々を11年間一緒に過ごしてきたので、良くも悪くも「愛着」が強く、深い状態。
そんなわけで、しばらくは、完全にダメでしたYO!!
ポロリ。という小さな涙もあれば、号泣する滝のような涙も。
もうすぐ2年経ちますが、今でも泣いています。
一時間、抱っこしたまま、苦しみ悶える我が子が旅立つのを見守る体験をしました。
その後は、しばらくの間、ぬいぐるみでさえも抱っこができませんでした。
何故なら、あの時の痙攣や、鼓動が止まる感覚が、リアルに想起されるからです。
いわゆる「フラッシュバック」ですね。
当時は、我が子の画像も動画も、見るだけで、見るたびに、号泣。
もちろん、他の子に会うことも、触れることも、匂いを嗅ぐことも、無理。
できなかったし、したくなかった。
今はモフモフしたいですが、笑
そしてもちろん、ペットロスあるあるをひと通り体験。
食欲不振、胃腸障害、倦怠感、人と話したくない、会いたくない。
想い出しては、例え電車の中であろうと、泣く。
などなど。
現在も、ゆるゆると向き合い中です。
しかし、おかげさまで、ペットロス症候群には陥りませんでした。
優しい気持ちで、大切に向き合っています(^^♪
私のアニマルコミュニケーションとアニマルヒーリングの
恩師の書籍です♪
ペットロスもペットロス症候群も愛した証拠
愛すれば愛するほど、愛着が強く増し、離れがたくなるものです。
それは、仕方のないこと。
当然のこと。
我が子を愛する気持ちを、出し惜しみするなんて、できませんよね!
ペットロスやペットロス症候群にならないために、愛さないようにするなんて、まず不可能です。
つまりは、ペットロスもペットロス症候群も、我が子を深く愛した証拠なのです。
だから、今のご自身のことも、過去のご自身のことも、決して責めないでくださいね。
お月様組のあの子にとっての「ママ」、「パパ」は、あなたたったひとりです。
一緒に過ごした日々は、いつだって、あの子の為に、最善を尽くしていたはず。
だからこその、愛着であり、だからこその、哀しみなのだから。
ついつい、できなかったことばかりに目を向けがちですが、たくさん愛して、我が子の為にしてきたことを思い返しましょう。
そして、もし涙がこぼれても、その涙にどうか誇りを持ってくださいね。
ボクたちは、みんなで元気にお月様から見守ってるから、お空を見上げてね~
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました♪