「ペットロス症候群になるの怖い症候群」という言葉をご存じでしょうか?
私自身、ずっとそうでした。
しかし実際に我が子を失った今。
ペットロス予防を日頃から実践していたからなのか、思いのほか、ペットロスとうまく付き合いながら、一緒にいた日々に感謝しつつ、幸せな気持ちで過ごすことができています。
そこで今回は、我が子であるペットの為にも、生前にしておきたいペットロスの予防方法について、現役ペットロスカウンセラーとして、うさぎ大好き目線で解説!いたしましょうね~♪
ペットロス症候群になるの怖い症候群
「ペットロス症候群になるの怖い症候群」という言葉。
ご存じでしょうか?
漫画家の山本さほさんが描いた通り。
私自身、全く同じでした。
生きている以上「死」は、避けて通れない道でもあり、超えられない壁でもあります。
我が子と過ごす時間を最優先にしたくて、本格的に長年従事してきた習い事も辞めてしまう程に、溺愛していた私。
もし失ったら、果たして、後を追わずに生きていけるか?
正直なところ、自信がありませんでした。
しかし、ペットロスにならない為に愛する気持ちや行為を出し惜しむことも、次の命を迎えることも、できず。
まさに「ペットロス症候群になるの怖い症候群」でした。
生前だからこそできるペットロスを予防する3つの方法
ペットロスを予防するという行為は、ペット達の為でもあります。
自分が死んだせいで、飼い主さんがいつまでもペットロスで苦しみ、後悔に苛まれているなんて。
ペット達自身にとって、大きな苦痛になります。
愛するからこそ、ペット達の為に、あらかじめペットロスを防ぐ対策をしておくことは大切です。
全てに共通しているのが、事前に想定し、準備をするということ。
ひとつずつ解説していきますね。
旅立ちの時を想定しておく
ペットとのお別れには、いくつかのシチュエーションがあります。
その中で、最もペットロスに繋がりやすいお別れ=死別です。
人とのお別れ以上に、深い悲しみと自責の念が伴うといわれることもあり、後追いに繋がるケースも。
ぬいぐるみではないからこそ、寿命があります。
せめてその現実は、我が子が元気なうちから受け入れておきましょう。
医療の発展により、延びたペットの寿命。
うさぎの平均寿命は7,8歳と言われています。
平均寿命が延びたとは言え、人と同様に老いていく現実。
八の字走りや、ひねりジャンプ、足ダンでさえできなくなる日が訪れます。
ケージからの出入りも、ままならなくなります。
ペレットや、チモシーも、硬くて歯が痛み、噛めなくなります。
食事とケージを、年齢に合わせて考慮し、変えていく。
「老いに寄り添っている」と、意図して行う行為は、自然に「現実」を受け入れていることでもあり、ペットロス予防にとても有効なことです。
看取りの体験談を読む・聴く
「看取り方」によって、その後の、ペットロスへの対処方法が変わってきます。
人と同じように、大往生でのピンピンコロリ!
一番の理想ですね。
生前の元気なうちに、他のうさぎさんの看取りの体験談を読んだり、聴いたりしてみることは、客観的なイメージトレーニングになります。
ペットロス予防は、飼い主だけでなく、大切な我が子の為でもあります。
飼い主さんの嘆き悲しむ顔は、絶対、ペット達も見たくないはず。
そして、生前だからこそ、予防ができます。
心残りがないように、今のうちに、客観的に。
一緒にいられている今を惜しみなく過ごす
うさぎは人間の6,7倍速で時が進んでいます。
つまり、私達にとっての1日は、うさぎにとっての1週間です。
お迎えした時は、赤ちゃんだったのに、私達・飼い主の年齢を追い越し、両親の年齢よりも年老いて、旅立っていきます。
子育てから、介護、看取りまで、うさぎの一生にたずさわることができる日々は、本当にかけがえのない日々です。
その日々を、たくさん撮影して、画像や動画にして、思い出として遺しておくことを強くおすすめします。
何故なら、旅立った後、我が子の画像と動画は、絶対に増えることがないから。
まとめ
お別れの日、旅立ちの日を、どうか恐れないでください。
あなた以上に、お別れを恐れているのは、ペット達です。
だから、もしその日が来たら、旅立つ瞬間を、勇気づけてあげて欲しいのです。
愛していればこそ、ペットロスに陥るのは当たり前のこと。
そう思ってください。
ペットロス。そして、ペットロス症候群。
そこまで含めて飼い主の役目なのだと。
だから、もし万が一、ペットロスに陥っても、ご自分を責めないでくださいね。
過ごした日々を心のお守りにして、一緒に乗り越えていきましょう(^^)
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました♪