初めてうさぎを飼うあなたに真似して欲しい!うさぎの飼い方

うさぎを飼うためのマニュアル本や、ブログはたくさんあります。

ありきたりなことではなく、これからうさぎを飼育する方たちや、既に飼っている方たち、看取った方たちにも、なにかヒントとなれば・・・ということで。

今回は、我が家の場合の、うさぎさんとの出会いから飼い方について、うさぎ大好き目線で解説!いたしましょうね~♪

我が子は太陽の子

「ティダ」は太陽

「ティダ」と名付けた我が子は、2008年6月生まれ・ネザーランドドワーフの男の子。
「ティダ」は沖縄の言葉で「太陽」という意味です。

いろいろと候補を考えていましたが、オレンジの子だったので、オレンジと言えば、沖縄の太陽の色。
そんなわけで「ティダ」と命名。

2008年11月にお迎えしました。
6月生まれですので、つまりは5か月間お店にいた、ぶっちゃけ「売れ残り」の子です。

四兄弟で生まれた、末っ子。
他のお兄ちゃん、お姉ちゃんは次々と家族が決まる中、ティダは最後までお店に残っていました。

寂しかったかな?
心細かったかな?
きっと、私との出会いを待っていてくれたんだ!と信じています。

ずっとずっと、うさぎをお迎えしたい!と願っていました。
でも、なかなか勇気が出ませんでした。

何冊も飼育本を揃え、読み漁り、実際に飼うシチュエーションを、いろいろ想定してみたりして。
でも「生きる命に向き合う」ということが、私には、おいそれとはできなかったのです。

たまたまご近所に、個人のブリーダーさんが運営するうさぎ専門店が新規オープン。
これはもう、お迎えするタイミングなのだ!と。

それでも何度か通いました。

いよいよ、お迎えすることを決心した時は、迎えに行く車の中で、何故か大号泣しました。
あの日からもう12年も経ちますが、いまだにあの時のことを想い出すと、涙が出ます。

ブリーダーさんからは、
「お父さんが、かなりビビりなので・・・」
「でも、トイレは完璧ですっ!!」
と、お迎え時に言われていた通りに、笑
トイレは完璧、絶対阻喪はしない。
でも、とってもビビりっ子でしたが、長年の信頼関係のおかげで、最期は本当に幸せな看取りをすることができました。

今でも、私にとって太陽のように明るく輝き、私を照らし続ける、なくてはならない大切な存在です。

お迎えの直前、私に背haをha向けている様子、笑
ちゃんと同意書に目を通してサインしました

男の子は甘えん坊!?

お迎え時にブリーダーさんに言われたことが、もうひとつあって、
「男の子の方が、甘えん坊さんに育つかも」
ということ。

子供もそうですよね。
女の子の方が、おませさんで、男の子の方が、いつまでも甘えん坊さん、ですよね、笑

「うさぎを迎えたら、一週間はそっとしておく」
という、うさぎセオリーがあります。

うさぎを迎えたら、初めの一週間は、慣れない環境、人々、で余計なストレスを与えないために、つかず離れずそっと見守り、むやみやたらに撫でたり、構わない方がよい。

とされています。
そのセオリーを、その通りに守り抜き。
生活のペースを、徐々に・・・どころか、一気に!ティダに合わせました。

蛍光灯のスイッチを、
「パチッ」
とオン・オフするだけで、そのたびに、「ビクッ!!」と、ケージの中でドタバタするもんだから、笑

そーーっと、そーーーっと。
「これから、電気つけようね~」
「今から、ドア開けるね~」
などと、いつしか、自分のする行為を、声に出して伝えるようになっていました。

そうこうしているうちに、甘えん坊の本領、大発揮!!
ケージは常にオープンで放し飼いでしたので、いつの間にか、私のトイレタイムやお風呂まで後追いするような、甘えん坊さんに育ちました。

ケージから初めて出てきた日のこと!

甘えたいだけ甘えさせる無条件の愛

甘えん坊さんのティダ。
そしていつも、それに応えようとしていた私。

どんなに忙しくても、どんなに時間がなくても、ティダが構って欲しい時には、
「今、忙しいから」
「今、時間がないから」
と絶対に言いませんでした。

仮に、どんなに忙しくても、どんなに時間がなくても、惜しみなく、して欲しいだけ、ナデナデしたり、ハグハグしたり、遊んだり・・・
ということを、11年間、貫いてきました。
惜しみない無条件の愛を注いできたと自負しています。

でも、空気読める賢いティダは、仕事の日の朝は、ドライで、笑
仕事行く間際には、絶対、ケージに戻るのです。
なので、出かけるのに出かけられない!
と困らせられることも、一切ありませんでした。

いっつもこんなして、甘えん坊さんでした(^^)

気持ちを伝え合う関係

諸事情で、私自身が、両親に甘えられずに育ったので、ティダには、
「甘えたいだけ、いっぱい甘えてね」
と、ことあるごとに伝え、そして、そうさせてあげたかったから、徹して貫きました。

それから、挨拶はもちろんのこと、愛する気持ちも、必ず声に出して、伝えてきました。
「ティダちゃん、おはよう」
「今日も一日元気に過ごそうね」
から始まり、
「行ってくるね~」
「ティダちゃん、ただいま~」
「ティダ、大好きだよ~」
全ての行為や、想いを、ティダに伝えてきました。

だからなのか?
いつからか、ティダが発しているであろう言葉が分かるようになりました。
ティダの喜怒哀楽が、分かるのです。

うさぎは鳴かない、声を出さない。
でも、言葉を理解し合うことはできます。


お互いに、気持ちを素直に、隠さず伝える。
でも、お互いを、思い合って、困らせない。
深い絆で結ばれていた関係だった、と我ながら思います。

うさぎは鳴かない、声を出さない。
だからこそ、表情が分からなくてつまらない。
という理由で捨てられることが多いのが事実です。


決してそんなことありません。

必ずお互い理解し合うことができる。

諦めずに、コミュニケーションを取って欲しい。

そうすれば、うさぎさんと飼い主さんが、私達みたいに幸せに過ごせるはず。

実は、この記事を書いたきっかけがあります。
我が家のうさぎさんが夢に出てきてくれたのです。
いつものようにお膝の上に、ピョンって乗って、私に抱き着こうとして、見つめ合っていました。

とってもとっても、幸せな夢。
微笑みながら目が覚めました。

その夢が、
「ボクのこと、そろそろ書いてねーー」
という、主張の強かった我が子からのメッセージだと感じたので、笑
取り上げてみました(^^♪

ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました♪